![]() 吊り下げられた媒体の読み/書きヘッドの振動減衰のための方法と装置
专利摘要:
記録媒体のためのヘッドを制御する方法は、ヘッドが動作不能な状態であることを決定することと、ヘッドが動作不能であるという決定に応答して減衰配置を起動することとを含む。ヘッドが動作不能である間のヘッドの動きが感知される。感知するステップに応答して減衰配置を使用してヘッドに力をかけて、それにより動きを減衰させ、力の強度は動きのパラメータに依存している。 公开号:JP2011511393A 申请号:JP2010544934 申请日:2008-02-04 公开日:2011-04-07 发明作者:ジェームズ;アール. クリスト、;マイケル;ピー. コラリーロ、;ダラス;ディー. ヒッカーソン、 申请人:パナソニック オートモーティブ システムズ カンパニー オブ アメリカ ディビジョン オブ パナソニック コーポレイション オブ ノース アメリカ; IPC主号:G11B21-02
专利说明:
[0001] 本発明は、ヘッドが動作不能である期間中に読み/書きヘッドにおける振動を減衰する方法に関する。] 背景技術 [0002] ディスクドライブでは、コンパクトディスク(CD)のような光学的記録媒体の読み出しまたは書き込みに「ヘッド」として知られるデバイスが使われる。光学的記録媒体の読み出しおよび/または書き込みができるヘッドは、ここでは「読み/書きヘッド」と呼ばれても良い。もしコンパクトディスクが、それに書き込むことはできないが読み出すことだけはできるように構成されていれば、それはしばしば「CD−ROM」と呼ばれる。] [0003] ヘッドのレーザーダイオードは、光学的記録媒体上の特定の位置上にエネルギーをフォーカスすることによって光学的記録媒体の読み出しおよび/または書き込みを行う。ヘッドが動作している、即ち、ヘッドが光学的記録媒体の読み出しおよび/または書き込みを行っている期間中は、ヘッドは、レーザーダイオードのフォーカスを保つために、光学的記録媒体に向かう方向およびそれから離れる方向に常時駆動される。ヘッドは、少なくとも一つの永久磁石を含んでいても良く、ヘッドは、ヘッドに隣接するコイルを通じて電流を流すことによってヘッド上に電磁場をかけることで駆動されても良い。] [0004] ヘッドが動作していない期間中は、ヘッドを光学的記録媒体上にフォーカスする必要はない。よって、既知のディスクドライブでは、読み/書きヘッドの位置の駆動または制御は、ヘッドが動作していない間には起こらない。] [0005] 従って、従来技術に鑑みて先行されてもおらず自明でもないことは何かというと、ヘッドが光学的記録媒体の読み出しまたは書き込みを行っていない期間中に読み/書きヘッドの位置を制御するあらゆる方法である。] [0006] 本発明は、読み/書きヘッドが動作していない期間中にディスクドライブの読み/書きヘッドの動きを感知し、それからヘッドの動きを削減するためにヘッドに相殺する力かける方法を提供する。一実施形態では、ヘッドが動作している間にヘッドを駆動するのに使用されたのと同じコイルを、ヘッドが動作していない間にヘッドを駆動することにも使用する。特定の実施形態では、動いているヘッド中の磁石によってコイルを通して誘導された電流および/またはコイルに跨って誘導された電圧が感知され、相殺するコイルを通した電流および/またはコイルに跨った電圧を作り出すのに使用される。相殺する電流および/または電圧は、ヘッドに相殺する電磁気力がかけられることに結果としてなり、それによりヘッドの動きの強度および/または速度が削減される。] [0007] 本発明は、ヘッドに磁場をかけることによって記録媒体上にヘッドをフォーカスするようにその位置が調節される読み/書きヘッドに特に適用可能であり得る。磁場は、隣接するコイルを通して電流を流すことおよび/または隣接するコイルに跨って電圧を作り出すことによって作り出されても良い。ヘッドが動作不能である間にヘッドが振動または望ましくない動きに晒された時には、磁石のそれに伴う動きが、それによりヘッドの動きが感知され得るところの磁場を作り出し得る。特に、磁石の動きは、コイルを通して電流をおよび/またはコイルに跨って電圧を誘導する磁場を作り出し得る。コイル電流および/または電圧は、ヘッドの動きを検出するために感知されても良い。] [0008] 発明の一実施形態では、記録媒体のためのヘッドを制御する方法は、ヘッドが動作不能な状態であることを決定することと、ヘッドが動作不能であるという決定に応答して減衰配置を起動することとを含む。ヘッドが動作不能である間のヘッドの動きが感知される。感知するステップに応答して減衰配置を使用してヘッドに力をかけて、それにより動きを減衰させ、力の強度は動きのパラメータに依存している。] [0009] 発明の別の実施形態では、ディスクドライブのためのヘッドを制御する方法は、ヘッドが動作不能な状態であることを決定することを含む。ヘッドが動作不能である間のヘッドの動きおよび/またはヘッドが動作不能である間にヘッドにかけられた力が感知される。感知するステップに応答して減衰電磁気力をヘッド上にかける。] [0010] 発明の更に別の実施形態では、ディスクドライブは、ヘッドの動きおよび/またはヘッドにかけられた力を感知するセンサーを含む。減衰装置がセンサーと結合され、センサーからの信号に応答してヘッドに減衰力をかける。コントローラが、センサーおよび/または減衰装置と結合される。コントローラは、ヘッドが動作状態にある時にはセンサーおよび/または減衰装置を起動解除する。] [0011] 本発明の利点は、再生が起こっていない期間中に読み/書きヘッドの振動を最小化することができることである。] [0012] 別の利点は、再生中にヘッドを駆動するのに使用されたのと同じコイルを、再生が起こっていない時にヘッドの動きを感知することとヘッドを駆動することの両方に使用し得ることである。] [0013] 更に別の利点は、もしヘッドが動作していない間に振動性ショックに晒されれば、本発明は、ヘッドが初期スパイクと関連するピーク位置に達する前に、ヘッドの動きを減衰し得ることである。] [0014] 添付された図面と共に発明の実施形態の以下の記載を参照することによって、この発明の上述したものおよびその他の特徴と目的とそれらを達成するやり方がより明白になるであろうし、発明自身がより良く理解されるであろう。] 図面の簡単な説明 [0015] 図1は、本発明のディスクドライブ配置の一実施形態のブロック図である。 図2は、図1のディスクドライブ配置のより特定な実施形態のブロック図である。 図3は、記録媒体のためのヘッドを制御する本発明の方法の一実施形態のフローチャートである。 図4は、仮に図2のヘッドが本発明の減衰効果なしにショックを経験するとした場合の、図2のコイルに跨った電圧対時間の例示的プロットである。 図5は、記録媒体のためのヘッドを制御する本発明の方法の別の実施形態のフローチャートである。 図6は、記録媒体のためのヘッドを制御する本発明の方法の更に別の実施形態のフローチャートである。 図7は、本発明のディスクドライブ配置の別の実施形態のブロック図である。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 実施例 [0016] これ以降に開示される実施形態は、網羅的であることや以下の記載に開示された厳密な形態に発明を限定することを意図されていない。寧ろ実施形態は、当業者がその教示内容を利用し得るように選択され記載される。] [0017] ここで図面、特に図1を参照すると、読み/書きヘッド12の能動的振動減衰のための減衰装置を含んだ本発明のディスクドライブ10の一実施形態が示されている。ヘッド12は、光学的記録媒体16の読み出しおよび/または書き込みのためのレーザーダイオード14を有していても良い。ここに示された特定の実施形態では、ヘッド12は再生の目的で媒体16を読み出す。しかしながら、本発明は読み出しヘッドに限定されないことが理解されるべきである。例えば、発明は、記録媒体に書き込みをするが媒体の読み出しはしないヘッドに適用されても良い。一実施形態では、媒体16はコンパクトディスク(CD)またはCD−ROMである。] 図1 [0018] 再生サーボロジック18は、ヘッド12のレーザーダイオード14を媒体16上に適正にフォーカスされたまま維持し得る。サーボロジック18は、リンク20を介して、ダイオード14が適正にフォーカスされているかどうかを示す情報を受け取っても良く、あるいはそうでなければダイオード14が適正にフォーカスされているかどうかを決定しても良い。以下により詳細に記載されるように、スイッチ22が閉じた位置にある時、サーボロジック18はリンク26を介してアクチュエーター24に制御信号を送信しても良い。サーボロジック18の制御に応答して、アクチュエーター24は媒体16に向かう方向および媒体16から離れる方向28にヘッド12を動かして、それによりダイオード14を媒体16上により良くフォーカスさせても良い。] [0019] 再生検出ロジック30の形のコントローラは、ヘッド12が現在媒体16を読み出す動作をしているかどうか、即ち、ディスクドライブ10が動作の再生モードであるかどうかを決定しても良い。検出ロジック30は、コントローラ34へのリンク32を介して、ヘッド12が現在動作しているかどうかを示す情報を受け取っても良く、あるいはそうでなければヘッド12が現在動作しているかどうかを決定しても良い。コントローラ34は、リンク36を介してヘッド12から読み出しデータを受け取っても良く、またコントローラ34はリンク36を介してヘッド12を制御しても良い。] [0020] 振動感知装置38は、リンク40を介してアクチュエーター24から信号を受け取っても良い。リンク40を介して受け取った信号は、ヘッド12の動きおよび/または振動の存在、速度または強度を示すものであっても良い。代替的実施形態では、信号感知装置38はリンク42を介してヘッド12の動きおよび/または振動の存在、速度または強度を直接感知する。リンク42はもしリンク40が存在すれば設けられなくても良く、反対に、リンク40はもしリンク42が存在すれば設けられなくても良い。] [0021] 減衰装置は、振動打消し装置44と、振動感知装置38および/または振動打消し装置44を起動または起動解除するためのスイッチ装置を含んでいても良い。振動打消し装置44は、リンク46を介して振動感知装置38から信号を受け取っても良い。リンク40上の信号と同様に、リンク46上の信号は、ヘッド12の動きおよび/または振動の存在、速度または強度を示すものであっても良い。しかしながら、振動感知装置38は、リンク46上の信号がヘッド12の動きおよび/または振動の存在、速度または強度をより良くまたはより明確に同定または特定するように、リンク40上の信号を条件付けおよび/または処理しても良い。振動打消し装置44は、リンク48上の信号を作成するようにリンク46上の信号を使用または処理しても良い。アクチュエーター24に印加された時には、リンク48上の信号は、振動感知装置38によって感知された振動を削減するかまたは少なくとも部分的に打消すようなやり方でヘッド12を駆動することをアクチュエーター24にさせるようにしても良い。] [0022] 一実施形態では、リンク46と48上の信号は振動性である。例えば、リンク46と48上の信号は正弦的であっても良い。リンク48上の信号は、リンク46上の信号と約180度位相がずれていて、それによりリンク48上の信号がアクチュエーター24に印加された時にヘッド12の振動を削減するかまたは少なくとも部分的に打消すようにヘッド12上に力をかけることをアクチュエーター24にさせるようにしても良い。] [0023] 再生検出ロジック30は、それぞれ52と54で示されるように、スイッチ22と50を開閉するように動作する。より特定には、検出ロジック30は、検出ロジック30が再生が起こっていると決定した時には、スイッチ22を閉じた位置に、スイッチ50を開いた位置に維持しても良い。逆に、検出ロジック30は、検出ロジック30が再生が起こっていないと決定した時には、スイッチ22を開いた位置に、スイッチ50を閉じた位置に維持しても良い。よって、再生が起こっている時には、再生サーボロジック18は、ヘッド12の位置を制御するためにスイッチ22を介してアクチュエーター24に信号を送信する。逆に、再生が起こっていない時には、再生検出ロジック30は、ヘッド12の位置を制御するためにスイッチ50を介してアクチュエーター24に信号を送信する。よって、ロジック30は、それぞれ減衰配置を起動解除または起動するために、減衰配置のインピーダンスを増加または減少させても良い。] [0024] 図2に示されたディスクドライブ110の特定の実施形態では、ヘッド112は、それに取り付けられた永久磁石113を含む。能動的振動減衰回路は、誘導コイル124の形のアクチュエーターを含む。よって、ヘッド112と磁石113が動く時、動く磁場が作り出され、それによりそれはコイル124を通した電流および/またはコイル124に跨った電圧を誘導する。] 図2 [0025] 振動感知装置は、コイル124のそれぞれの反対端に接続された入力を有するエラー増幅器138の形である。よって、エラー増幅器138はコイル124に跨った電圧を監視する。コイル124とエラー増幅器138(同様にアクチュエーター24と振動感知装置38)は、共同して電磁気センサーを形成しても良い。増幅器138の出力146は、リードラグフィルター144の形の振動打消し装置に送信される。フィルター144は、ライン148上のエラー打消しフィードバックの形の出力を作成する位相マッチング回路として機能しても良い。一実施形態では、ライン148上の出力は、出力146上の信号と約180度位相がずれている。リードラグフィルター144の一つの特定のハードウェア実施形態は、フィードバックループを組み込み、抵抗が一つの入力に接続され、コンデンサーが他の入力に接続された、演算増幅器である。] [0026] 再生検出ロジック130は、それぞれ152と154で示されるように、スイッチ122と150を開閉するように動作する。再生検出ロジック130が、図1のロジック30のそれと同様のやり方で、再生が起こっていないと決定した時には、ロジック130はスイッチ122を開いた位置に、スイッチ150を閉じた位置に維持しても良い。] 図1 [0027] スイッチ150が閉じてスイッチ122が開いている時には、ライン148上のエラー打消しフィードバックがコイル124に印加され、それによりコイル124に跨った電圧と、コイル124を通して流れる電流を引き起こす。このコイル124を通した電流は、磁石113上に、そして従ってヘッド112上に、電磁気的に誘導された減衰力を印加する磁場を作り出す。よって、コイル124は、ヘッド112の動きを感知することと、それに力を印加してヘッド112の動きを誘導することの両方に使用されても良い。] [0028] 逆に、再生検出ロジック130が再生が起こっていると決定した時には、ロジック130は、スイッチ122を閉じた位置に、スイッチ150を開いた位置に維持しても良い。スイッチ122が閉じてスイッチ150が開いている時には、再生サーボロジック118がコイル124に信号を印加して、それによりコイル124に跨った電圧と、コイル124を通して流れる電流を引き起こす。このコイル124を通した電流は、磁石113上に、そして従ってヘッド112上に、電磁気力を印加する磁場を作り出す。図1のサーボロジック18と同様に、サーボロジック118は、記録媒体(図示せず)上へのヘッド112のフォーカスに関する情報を受け取っても良い。サーボロジック118は、記録媒体上へのヘッド112のフォーカスが向上されるように、コイル124に電圧および/または電流を印加しても良い。] 図1 [0029] 図3は、記録媒体のためのヘッドを制御する本発明の方法300の一実施形態を描いたフローチャートである。最初のステップ302では、ディスクドライブの読み/書きヘッドが動作しているかどうかが決定される。例えば、再生検出ロジック30が、ヘッド12が記録媒体の読み出しをしているかどうかを決定しても良い。その代わりに、またはそれに加えて、ヘッドが現在記録媒体に書き込みをしているかどうかを決定しても良い。もしヘッドが動作しているとステップ302で決定されれば、動作はステップ304に進んで、そこでヘッド12のレーザーダイオード14を記録媒体16上により良くフォーカスさせるのに必要な調節が提供される。そのような調節は、例えば再生サーボロジック18によって行われても良い。逆に、もしヘッドが動作していないとステップ302で決定されれば、動作はステップ306に進んで、そこでヘッド12中の振動を相殺するのに必要な調節が提供される。例えば、コイル124がヘッド112の動きを感知して動きを示す信号を作成しても良く、エラー増幅器138が信号を増幅しても良く、リードラグフィルター144が動きを相殺するやり方でヘッド112を駆動するようにコイル124に信号を提供しても良い。ヘッドが再生モードで動作しているかどうかに拘わらず、ステップ308では、コイル124がヘッド112の位置の調節を実施するのに使用されても良い。もし再生が起こっていれば、サーボロジック118が適切な電圧をコイル124に印加しても良い。逆に、もし再生が起こっていなければ、リードラグフィルター144が適切な電圧をコイル124に印加しても良い。コイルがヘッドの調節を実施するのに使用された後に、動作はステップ302に戻ってヘッドが現在記録媒体の読み出しおよび/または書き込みを行うように動作しているかどうかを決定する。] 図3 [0030] 図4は、ヘッド112が本発明の減衰効果の恩恵なしに機械的ショックを経験する場合の、図2のコイル124に跨った電圧対時間の例示的プロットである。例えば、ディスクドライブは、自動車に設置されたコンパクトディスクプレーヤーの形であっても良い。ヘッドへの機械的ショックは、例えば、車輌がくぼみに当ったことの結果であっても良い。図4に見られるように、初期スパイクは、約16ミリ秒の任意の時間に始まり、約18ミリ秒で初期ローカルピーク402に達し、約20ミリ秒で初期スパイクが完了する。よって、初期スパイクは、初期ローカルピーク402に達するのに2ミリ秒(18ミリ秒−16ミリ秒)のオーダーのいくらかの期間を要しても良い。ヘッドと、従ってコイルに跨った電圧が振動し続けるにつれて、他のローカルピーク404、406等が到達されても良い。] 図2 図4 [0031] 一実施形態では、本発明は、振動の残ったものが図4のスケールでプロットされた時には人間の目には知覚可能ですらないように、図4に描かれたような機械的ショックを減衰することが可能である。より特定には、本発明によって提供される減衰は、初期スパイクが始まった後の数ミリ秒内で効果を発揮し始めても良い。よって、一実施形態では、減衰応答は、初期スパイクが初期ローカルピークに達するのに要する期間の約千分の一(マイクロ秒対ミリ秒)でスパイクを打消し始めても良い。] 図4 [0032] ディスクドライブのためのヘッドを制御する本発明の方法500の一実施形態が図5に描かれている。最初のステップ502では、ヘッドが動作不能状態であることが決定される。例えば、再生検出ロジック30が、コントローラ34からの信号に基づいて、ヘッド12が記録媒体16の読み出しおよび/または書き込みを能動的に行っているかどうかを決定しても良い。次のステップ504では、ヘッドが動作不能である間のヘッドの動きが感知される。一実施形態では、再生検出ロジック130がヘッド112が読み出しまたは書き出しを行っていないと決定した後に、エラー増幅器138がコイル124に跨った電圧を感知することによってヘッド112の動きを感知する。代替的に、図7の実施形態に対して以下で説明されるように、(ヘッドが動作不能である間のヘッドの動きではなく)ヘッドが動作不能である間にヘッドにかけられた力が、能動的振動減衰回路によって感知される。次に、ステップ506では、ヘッドが動作不能である間のヘッドの感知に応答して減衰電磁気力がヘッド上にかけられる。例えば、エラー増幅器138がヘッド112の動きを感知した後に、信号146がエラー増幅器138によってリードラグフィルター114へ送信される。信号146を受け取ることに応答して、リードラグフィルター144はコイル124に電圧を印加しても良い。結果として得られるコイル124を通した電流は、磁石113と、従って磁石113に取り付けられたヘッドに、減衰電磁気力をかける電磁場を作り出しても良い。] 図5 図7 [0033] 記録媒体のためのヘッドを制御する本発明の方法600の一実施形態が図6に描かれている。最初のステップ602では、ヘッドが動作不能状態であることが決定される。例えば、再生検出ロジック130が、ヘッド112が記録媒体の読み出しおよび/または書き込みを能動的に行っているかどうかを決定しても良い。ロジック130は、記録媒体の再生の不在を検出しても良い。一実施形態では、ロジック130は、スピンドルモーターが電流を引き込んでいないことを感知しても良く、よってヘッド112が動作不能状態であることを決定しても良い。次のステップ604では、ヘッドが動作不能状 であることの決定に応答して減衰配置が起動される。特定には、ヘッド112が動作不能状態であることを決定した後に、検出ロジック130がスイッチ122を開いた状態に、スイッチ150を閉じた状態に維持しても良い。スイッチ150が閉じられた時に、エラー増幅器138とリードラグフィルター144を含んだ減衰配置が起動されても良い。次に、ステップ606では、ヘッドが動作不能である間のヘッドの動きが感知される。一実施形態では、エラー増幅器138がコイル124に跨った電圧を感知することによってヘッド112の動きを感知する。代替的に、図7の実施形態に対して以下で説明されるように、ヘッドが動作不能である間にヘッドにかけられた力が、能動的振動減衰回路によって感知される。ステップ608では、ヘッドの動きの感知に応答して、減衰配置を使用して力をヘッド上にかけて、それにより動きを減衰させ、力の強度は動きのパラメータに依存している。例えば、エラー増幅器138がヘッド112の動きを感知した後に、信号146がエラー増幅器138によってリードラグフィルター114へ送信される。信号146を受け取ることに応答して、リードラグフィルター144はコイル124に電圧を印加しても良い。結果として得られるコイル124を通した電流は、磁石113と、従って磁石113に取り付けられたヘッドに、減衰電磁気力をかける電磁場を作り出しても良い。] 図6 図7 [0034] ライン148上の信号の強度は、動きのパラメータに依存していても良い。一実施形態では、パラメータはヘッド112の動きの速度の形である。動きの速度が大きければ大きい程、コイル124によってエラー増幅器138に印加される電圧の強度が大きくなる。その一方で、エラー増幅器138に印加される電圧の強度が大きければ大きい程、増幅された信号146が大きくなり、ライン148上のコイル124に印加される信号が大きくなる。更に、コイル124に印加される信号が大きければ大きい程、コイルを通して流れる電流によって作り出される電磁場が大きくなり、ヘッド112にかけられる力が大きくなる。よって、ヘッド112にかけられる減衰力の強度は、最初に測定されたヘッドの速度に依存していても良い。] [0035] 描写の単純化のために、コイル124を通した減衰電流とそれによって作り出された減衰電磁場は、ここではヘッドの最初の動きによって引き起こされコイル124中に誘導された最初の電磁場と最初の電流という孤立した形で全体的に記載される。しかしながら、本発明の振動減衰回路は、ヘッドの動きによってコイル124中に誘導された最初の電磁場と最初の電流を打消すように機能しても良いことが理解されるべきである。逆に、振動減衰回路によってコイル124中に誘導された電磁場と電流は、ヘッドの動きによってコイル124中に誘導された最初の電磁場と最初の電流によって打消されても良い。] [0036] 図7に示されたディスクドライブ710の代替的実施形態では、ヘッド712は、それに取り付けられた永久磁石713を含む。ヘッド712は一つ以上の吊り下げワイヤで吊り下げられ、一つのそのようなワイヤ756が図7に示されている。能動的振動減衰回路は、ワイヤ756に取り付けられた半導体ひずみゲージまたはピエゾ抵抗758を含む。もしヘッド712がいかなる動きにでも晒されれば、ピエゾ抵抗758の抵抗値はそれに従って変化しても良い。よって、ピエゾ抵抗758はヘッド712の動きとその結果として起きるワイヤ756の引き伸ばしを感知しても良い。一実施形態では、ピエゾ抵抗758は、抵抗760と電圧源762を含んだ電圧分割器の一部である。ヘッド712が動くにつれてピエゾ抵抗758の抵抗値が変化すると、エラー増幅器738の入力に印加される電圧がそれに従って変化する。このため、ヘッド712が晒されたあらゆる振動またはショックが感知される。] 図7 [0037] 増幅器738の出力746は、リードラグフィルター744の形の振動打消し装置に送信される。フィルター744は、ライン748上のエラー打消しフィードバックの形の出力を作成する位相マッチング回路として機能しても良い。一実施形態では、ライン748上の出力は、出力746上の信号と約180度位相がずれている。リードラグフィルター744の一つの特定のハードウェア実施形態は、フィードバックループを組み込み、抵抗が一つの入力に接続され、コンデンサーが他の入力に接続された、演算増幅器である。] [0038] 再生検出ロジック730は、それぞれ752と754で示されるように、スイッチ722と750を開閉するように動作する。再生検出ロジック730が、図1のロジック30のそれと同様のやり方で、再生が起こっていないと決定した時には、ロジック730はスイッチ722を開いた位置に、スイッチ750を閉じた位置に維持しても良い。] 図1 [0039] スイッチ750が閉じてスイッチ722が開いている時には、ライン748上のエラー打消しフィードバックがコイル724に印加され、それによりコイル724に跨った電圧と、コイル724を通して流れる電流を引き起こす。このコイル724を通した電流は、磁石713上に、そして従ってヘッド712上に、電磁気力を印加する磁場を作り出す。よって、コイル724は、それに力を印加することによってヘッド712の動きを誘導することに使用されても良い。] [0040] 逆に、再生検出ロジック730が再生が起こっていると決定した時には、ロジック730は、スイッチ722を閉じた位置に、スイッチ750を開いた位置に維持しても良い。スイッチ722が閉じてスイッチ750が開いている時には、再生サーボロジック718がコイル724に信号を印加して、それによりコイル724に跨った電圧と、コイル724を通して流れる電流を引き起こす。このコイル724を通した電流は、磁石713上に、そして従ってヘッド712上に、電磁気力を印加する磁場を作り出す。図1のサーボロジック18と同様に、サーボロジック718は、記録媒体716上へのヘッド712のフォーカスに関する情報を受け取っても良い。サーボロジック718は、記録媒体716上へのヘッド712のレーザーダイオード714のフォーカスが向上されるように、コイル724に電圧および/または電流を印加しても良い。] 図1 [0041] コントローラ34はここでは、いつ再生が起こるかを検出ロジック30に特定するものとして記載された。別の実施形態(図示せず)では、分離された回路が光学的媒体の再生を特徴付ける機械的または電気的現象またはイベントを自動的に検出する。例えば、回路は、電源からスピンドルモーターによって引き出された電流を検出することができる。回路は、スイッチ22、50を制御できる。] [0042] 本発明の再生検出ロジックはここでは、能動的振動減衰回路を稼動可能または稼動不能とするためのスイッチを開閉するものとして描写された。しかしながら、再生検出ロジックが能動的振動減衰回路を稼動可能または稼動不能とする他のやり方が発明の範囲内にあることが理解されるべきである。例えば、検出ロジックは、電気機械的リレーまたは電子的スイッチデバイスを介してスイッチングを達成することができる。減衰配置のインピーダンスは、減衰配置を起動または起動解除するために電子的スイッチデバイスの使用を介して変化されても良い。別の代替案として、エラー増幅器とリードラグフィルターは、必要に応じて通常の再生トラッキング回路に対して低インピーダンス(振動減衰が選択された/活動的な)特性または高インピーダンス(振動減衰が選択解除された/非活動的な)特性を顕すように設計されることができる。] [0043] スイッチ50、150はここでは、ライン48、148中に配置されているように示された。しかしながら、スイッチは代替的に振動感知の前または直後に配置されても良いことが理解されるべきである。例えば、スイッチ50は、ライン40、42、46のいずれか一つの中に配置されても良い。しかも、スイッチ150は、エラー増幅器138への入力においてまたはエラー増幅器138とリードラグフィルター144の間に配置されても良い。よって、スイッチ50、150は、振動感知と振動打消しの両方を起動および起動解除するのに使用されても良い。] [0044] 本発明はここでは、自動車のような車輌中に設置された読み/書きヘッドに主に適用されるものとして記載された。しかしながら、発明は、住宅またはオフィス環境における設置のような、ヘッドが典型的には振動に晒されない読み/書きヘッドのあらゆる他のタイプまたは設置にも適用されることが理解されるべきである。] [0045] この発明は例示的なデザインを有するものとして記載されたが、本発明はこの開示の精神と範囲内で更に変形されても良い。この出願は従って、その一般的原理を使った発明のあらゆる変形、使用または適応をカバーすることが意図されている。更に、この出願は、この発明が関係する技術分野における周知または慣例的慣行内に入るような本開示からの逸脱をカバーすることが意図されている。]
权利要求:
請求項1 ヘッドが動作不能な状態であることを決定することと、決定するステップに応答して減衰配置を起動することと、ヘッドが動作不能である間のヘッドの動きを感知することと、感知するステップに応答して減衰配置を使用してヘッドに力をかけて、それにより動きを減衰させることであって、力の強度は動きのパラメータに依存していることと、を含む記録媒体(16)のためのヘッド(12)を制御する方法。 請求項2 決定するステップは、記録媒体の再生の不在を検出することを含む、請求項1の方法。 請求項3 決定するステップは、ヘッドが記録媒体の読み出しも書き込みもしていないことを決定することを含む、請求項1の方法。 請求項4 起動するステップは、減衰配置のインピーダンスを削減することを含む、請求項1の方法。 請求項5 測定するステップは、ヘッドの動きから結果として生じる電磁誘導によって引き起こされる電圧を監視することを含む、請求項1の方法。 請求項6 使用するステップは、ヘッドに電磁気力をかけることを含む、請求項1の方法。 請求項7 動きは、複数のローカルピーク(402、404、406)を含んだ振動性動きを含み、ヘッドがピークの最初の一つ(402)に達する前に動きが減衰されるように力がヘッドにかけられる、請求項1の方法。 請求項8 ヘッドが動作不能な状態であることを決定することと、ヘッドが動作不能である間のヘッドの動きと、ヘッドが動作不能である間にヘッドにかけられた力、の少なくとも一つを感知することと、感知するステップに応答して減衰電磁気力をヘッド上にかけることと、を含むディスクドライブ(10)のためのヘッド(12)を制御する方法。 請求項9 決定するステップに応答して減衰配置を起動することを更に含み、かけるステップは、減衰配置を使用して減衰電磁気力をかけることを含む、請求項8の方法。 請求項10 起動するステップは、減衰配置のインピーダンスを削減することと、スイッチング装置(50)を駆動することの少なくとも一つを含む、請求項9の方法。 請求項11 感知するステップは、ヘッドの動きから結果として生じる電磁誘導によって引き起こされる電圧を監視することを含む、請求項8の方法。 請求項12 動きは、複数のローカルピーク(402、404、406)を含んだ正弦的動きを含み、ヘッドがピークの最初の一つ(402)に達する前に動きが減衰されるように力がヘッドにかけられる、請求項8の方法。 請求項13 決定するステップは、ディスクドライブ中のディスクの再生の不在を検出することを含む、請求項8の方法。 請求項14 決定するステップは、ヘッドがディスクドライブ中のディスクの読み出しも書き込みもしていないことを決定することを含む、請求項8の方法。 請求項15 ヘッド(12)と、ヘッドの動きとヘッドにかけられた力の少なくとも一つを感知するように構成されたセンサー(24、38)と、センサーと結合され、センサーからの信号に応答してヘッドに減衰力をかけるように構成された減衰装置(44、50)と、センサーと減衰装置の少なくとも一つと結合され、ヘッドが動作状態にある時にセンサーと減衰装置の少なくとも一つを起動解除するように構成されたコントローラ(30)と、を含むディスクドライブ(10)。 請求項16 センサーは、電磁的に誘導された電圧を感知するように構成された電磁気センサーを含む、請求項15のディスクドライブ。 請求項17 減衰装置は、電磁的に誘導された減衰力をヘッドにかけるように構成されている、請求項15のディスクドライブ。 請求項18 コントローラは、ヘッドが動作状態であることに関連するイベントを検出し、イベントの検出に応答してセンサーと減衰装置の少なくとも一つを起動解除するように構成されている、請求項15のディスクドライブ。 請求項19 センサーは、ヘッドの動きに応答して誘導的に誘導された電流を運ぶように構成されたコイルを含む、請求項15のディスクドライブ。 請求項20 センサーは、ピエゾ抵抗(758)を含む、請求項15のディスクドライブ。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-10-24| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121023 | 2013-03-21| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130319 |
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